雪国でのバッテリーあがりの体験談

1人目の子供を妊娠中、切迫早産と診断されて長期入院をしていました。

雪国に住んでおり、当時は冬で毎日雪がふっていました。

入院中主人は毎日少しの時間でも必ずお見舞いに来てくれて、

遠方から嫁にきて実家が遠い私が寂しくないようにしてくれました。

そんな入院中に、主人が12日で出張に行くことになりました。

新幹線での出張だったため、駅まで自動車で行き、

自動車を駅に駐車したまま新幹線に乗って行きました。

その日はお見舞いに来れず寂しかったですが、

翌日出張帰りに病院によってくれるというので楽しみにしていました。

しかし翌日主人が出張から戻ってくると、

駐車場にとめてある自動車のバッテリーがあがっており

全く動かなくなっていました。社内のランプを点灯したまま気付かずに

出張に行っていたらしく、しかも丸1日以上が経過していたため

完全にバッテリーが上がっていました。主人はJAFにお願いして、

雪が降りしきる中外で待っていたそうです。

まさか出張から帰ってきたら自動車のバッテリーがあがっているとは

主人も私も思いもせず、結局その日はお見舞いどころではなくなりました。

毎日退屈な入院生活を送っていた私もお見舞いに来れないのを

がっかりした覚えがあります。出張で疲れて帰ってきた上に予期せぬ

自動車のバッテリー上がり、さらに雪が降る寒空の中待たなければならず、

その日は主人にとって大変だったと思います。

それ以降自動車のバッテリーが上がる体験はしていませんが、

自動車のバッテリーと言えば当時の事を思い出します。