一戸建て住宅への夢と現実

結婚して、子供が生まれ、持ち家を探そうとなった時、私は新築か中古の一戸建て住宅を希望していたんです。

一戸建て住宅だと、庭もあり将来的に子供と遊んだり作物を育てたりして楽しむことが出来ます。

駐車場にも困ることはないでしょう。

いづれ車を２台持ちたいと思っていたので、車を停めるスペースがある一戸建て住宅は魅力的だったのです。

しかし、主人は一戸建て住宅ではなくマンションを希望しました。

それはいづれ、自分の実家を取り壊し、二世帯住宅を建てるつもりでいたからのようです。

ですから、数年住むだけの取りあえずの住いとして、売りやすい立地条件のいいマンションを買おうと言ったのです。

そして、結局話し合いの末、主人の希望通りマンションを購入しましたが、予定というのは案外簡単に変わってしまうもので、二世帯住宅を建てるという計画も簡単に消えてしまったんです。

その結果、とりあえずという形で購入したマンションに一生住んでいくことになってしまいました。

それなら、あの時もう少しじっくりゆっくり考え、一戸建て住宅を購入できたら・・・と後悔せずにはいられません。

今は子供の人数も増え、このマンションでは手狭になってしまっています。

立地条件はいいものの、建物自体はどんどん古くなっていくので、私の一戸建ての新築住宅での暮らしを夢に見ずにはいられません。

庭があり、車庫があり、２階があり、子供たちが安心して走り回れ、子供一人一人に部屋を与え、大きな荷物もしまっておけるだけの広さがあり・・・。それもまた夢の夢なのですが。

もちろん二世帯住宅を建てれば、その夢も叶うのでしょうが、そうなると、やはりお姑さんとの同居が待っているので、二世帯住宅の件を私から勧めることも出来ません。

結婚したら、最初はアパートでも、いづれは一戸建て住宅を購入し、住んでいくものだと漠然と考えていたので、こんなにも早い段階で自分の理想が崩れるとは思っても見ませんでした。

子供の人数も予定外なので、人生と言うのはなかなかうまく行かないものだなとひしひしと感じています。 

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メディアにもたくさんとりあげられているみたいだし(^_^)/　なんだか良さそう｡｡｡