不思議と頭が冴えている朝のこと

朝はというのは大抵眠たいものですが、昨日はなんだか朝からすごく頭と目が冴えているような気がしました。

起きる時間はいつもと変わりませんでしたが、朝、すぱっと目が覚めてすぐに支度に取り掛かれました。

顔を洗ったりご飯の支度をするのも、いつものようなのろのろ運転ではなく、すごくテキパキできていたように思います。

昨日はちょっと早めにベッドに入ったのですが、すぐに寝れたので良い睡眠が取れたのかもしれません。

 

こういう不思議な感覚になることがときどきあって、そういう日には何に関しても自然とうまくいったりします。

うまく言葉で表現できないのですが、視覚や聴覚なんかがいつもよりよく働いて、すごくすっと入ってくる感じがします。

次にやるべきことがわかるというか、頭の中がきっちりと整理されているような感じがします。

手に取るように次にやるべきことや、起こることがわかる、ある種のエスパーみたいな能力があるような感覚になります。

 

毎日がこういう調子ならすごく良いのですが、なかなか現実にはそう上手くはいかず、こういう日は週に一日あるかないかくらいです。

いつもは朝だらだらと顔を洗って、電車の中でもまだまだ眠たくて、職場に着く頃にようやく目が覚めてくる感じです。

もっと朝は効率よく時間を使いたいものですが、どうしても寝起きは頭が働いてくれません。

なので、余計に昨日の朝のような頭の冴え具合が奇跡のように思えてきます。

 

なんだか不思議な感覚になりますが、もしかしたらスポーツ選手とかが「ゾーンに入る」というのはこういう感覚なのかもしれません。

ちょっとしたことですが、本当に極度に集中力が高まるときには、無意識に普段以上の力が出せることがあったります。

スポーツ選手と芸術家のそういうじょ右京を体験したことがないのでわかりませんが、そういう状態に近いような気がしました。

 

できればこういう状態を、自分で意図的に呼び込めるようになりたいのですが、それにはきっと日々の鍛錬が必要なのかもしれません。