ベンツのドアミラーを擦られて修理しました

メルセデスベンツSクラスに乗っていますが、この前ドアミラーを修理交換しました。

半年ほど前の夜、狭くて少しカーブした道で対向車とすれ違いました。こう言う状況を「離合」と言うようですね。以前、私はこの言い方を知りませんでしたが、5年ほど前に石見銀山に車で行く下調べで、あるブログを読んでいたところ、この表現にでくわしました。文脈から車がすれ違うことと理解しました。あとで別途調べてみたところ「離合」は全国共通語ではないらしく、東日本ではほとんど通じないとのことでした。
さて、こういう時の心得は自分が完全停車して、対向車にすり抜けていって貰うことに限ります。万一、接触事故が起きても、こちらが完全停車していれば、当方の自動車保険の責任割合を0にできるからです。ということで、私は完全停車していたところ、対向車のドアミラーが、私の車のドアミラーと接触しました。「カチッ」という小さな音がしました。

その後、警察に連絡したところ、警察署が近いから両車そろって警察署まで来てくれと言われ行きました。そこで、警察署員が両車のドアミラーの地面からの高さを測るなどして、確かにドアミラーに関わる事故と認定してくれました。写真も撮られました。

さて、これから修理ですが、翌日、ディーラーに持ち込んでじっくり当該部分を見ました。事故時は夜だったのでキズの程度が全く分かりませんでしたが、昼間、明るいところで見ても、塗装にごく僅かな曇りがある程度でした。しかしディーラーは「何しろベンツですからこの程度のキズでも修理するものです」と修理を勧められました。保険の責任割合は0なので、当方には全く負担無しできることにも背中を押されて修理をすることにしました。

そこで納期を尋ねたところ一週間は見てくれとのことでした。たかがドアミラーの交換で一週間は長すぎでは、と聞いてみたところ、保険(今回は先方の保険のみ)を使う以上、ディーラーの見積もりだけでは駄目で、保険会社が派遣する修理の査定員が査定のプロとして調べ、見積もりの妥当性をチェックする段取りが必要なので、時間がかかるとのことでした。因みに、ディーラーの見積もり額は125,000円、査定員の認定額は98,000円でした。これで修理しました。差額の27,000円はディーラー持ちと言うか、私に請求されることはありませんでした。